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被劇透雷得一塌糊塗,卻被?白向的Side Story治愈了 ////
是說這個周邊物遠比正篇有愛的詭異趨勢……OTL

内容上算是正好銜接12話的女難日背景
?白二人久違的校園重聚,一邊面上做戲一邊内裏各打小算盤 w
果然即使證據鑿鑿、朱雀還是凴其野生動物的本能直覺到魯路修已經記憶恢復的事實了麽
――與DN裡L監視月那段頗雷同啊,對方的不在場證據做得愈完美反而愈加深嫌疑 XD

最後兩節尤其歡樂啊
Suzaku對Lelouch腳踩N船的行爲感想是“精神上的退化”(悶笑)
還有Lelouch的那句:“可惡,思考動向解讀無能!居然連我都沒法追蹤到朱雀的想法嗎!?真是可怕的傢伙……” XDDDD

以下,原文錄入――



心理トラップ

文 加納新太


学校に行けるのは久しぶりだ。リムジンは僕を乗せて朝のハイワェイを滑るように走りぬけている。ナイトオブセブン枢木卿ではなく、枢木スザクでいられる学校の時間は僕には貴重だ。ユフィだって僕が学校に行くことを望んでいた。
ルルーシュの監視報告書を、車中でチェックする。
「注意を要する特別な兆候なし。ルルーシュ・ランペルージの記憶は現時点で回復なしと断定する」
報告書にそうある。
ため息。
どうしてだろう。ルルーシュをなじりたい気分だ。
何も知らない、何も覚えていない。望みも、罪も。
覚えていない罪を背負うことは出来ない。僕は、君の罪を君自身に向かって追求することができない。
まるで、裏をかかれたような気分だ。
ルルーシュ、君は事実上、いちばん安全な場所にいる。外からも、自分の内なる心からも、決して罪を追求されない立場にいるのだから。
…………!やはり……。
彼は本当に逆手に取っているんじゃないか?記憶喪失という殻で自分を守っている?ルルーシュの記憶が戻っているのなら、今のゼロがルルーシュでない、ということはありえない。彼の自尊心が、偽物など許すはずもないからだ。
いや……しかし……。
機密情報局も、弟役のロロも、シロだといっている。アリバイも完璧だ。あの、ゼロを追求することにかけては人後に落ちないヴィレッタ卿までが、シロだと言っているんだ。
なのに僕は、どうして疑うことをやめられないんだ?
僕は不安なのか?それとも……。
僕は、心のどこかで、ゼロがルルーシュであることを、ルルーシュが記憶を取り戻していることを、期待しているのか?
校門前でリムジンを降りると、ちょうどルルーシュが通りかかった。
内心の疑惑をいちいち顔に出すほど、僕は未熟じゃない。
警戒したルルーシュが、ぼろを出すはずもない。ナナリーの件以降、僕はもう疑っていない。そう信じさせなくては。
「おはよう、スザク」ルルーシュがにっこりと笑って言った。
「おはよう、ルルーシュ」
僕はにっこりと笑って答えた。




ひさしぶりに学校に顔を見せたなスザク。朝っばらからサワヤカいっばいなご尊顔じゃないか。野生動物じみた寝起きの良さだけは昔通りというわけだ。
おまえがまだ、俺の記憶を疑っていることはわかっている。
あの百万人作戦……。あれはおまえという人間を熟知していなければ、選べない作戦だからな。
だが、決定打があるまい。証拠をつかまない限り、おまえは疑いを疑いのまま抱き続け、迷い、判断をにぶらせるのだ。
フ、何が、にっこり笑って「おはようルルーシュ」だ。よくもまあ、ゼロに対するときとは正反対の笑顔をつくれるものだ。なかなか役者じゃないか。
くくく、本心を隠しての親友ヅラは楽しいなあ、そうだろう、スザク。
「リムジンでご出勤か。優雅だな」
俺は、あてこすりのセリフを、絶対にあてこすりには聞こえない親しげなニュアンスで言った。こういう芸当は、マネできまい?
「それ、言わないで、好きで乗ってくるわけじゃないんだ」
「分かってるさ。学校に来る時間を捻出することも大変なんだってことはさ」
その忙しさの原因をせっせと増やしているのは俺だがな。
「しばらく来なかったけど、学校の様子はどう?」とスザクが訊いた。
「すべて世はこともなしだ。黒の騎士団が立ち去ったおかげで、みんな落ち着いてる」
「君は?どうしてた?」
知ってるくせに、よく訊く。報告書で読んだだろう?同じく、こともなしだ。
と言いかけたが、まてよ……。
最近のルルーシュ・ランペルージといえば、あれだ。
今日はこっちの女、明日はあちらの女。
今日もデート、明日もデート、あさっても別の女とデート!一日のうちに6人の女とデートした日まであった。それだけならまだしも、ピンクの便箋で中庭の木の下に呼び出されるやら、「あたしとあの子とどっちが好きか今すぐ決めて」やら、泣かれるやら、「ひどい人!」やら、「それでもいいの」やら。
まったく、咲世子のやつ。影武者を任せたら、著しく俺のキャラクターにそぐわないことをしてくれた。まさか、のべつまくなし、女にいい顔をしまくるとは……。
そうだ、問題は、キャラクターにそぐわないことをしてしまったという実績だ。
どうする、今この場で、そのことに触れるべきか。あるいは、あえて伏せているという立場を取るか。
いや!隠しごとは疑惑をまねく。ここで自ら言及した場合、スザクがどう受けとるか。――想定されるパターンは12。そのすべてがフォロー可能だ。
よし!
「いや、俺も最近なかなか忙しくてなー、というのも……」




何なんだ。カサノバ気取りか、いい気なもんだよ。
報告書であらかじめ知ってはいたけど、本人の口から、女の子にちょっかいを出しまくって愉快だという話を聞かされるのは、かなりうんざりな体験だ。
聞き流そうと思ったそのとき……がつん、と怖ろしい想像が僕の頭を叩いた。
皇帝陛下がルルーシュにかけたギアスの条件は三つ。
「条件1・ナナリーのことは忘れる(愛情を向ける対象の不在)」
「条件2・皇族だったことを忘れる(身分に由来する自尊心の欠落)」
「条件3・自分がゼロだったことは忘れる(やることなくてヒマ)」
……この条件下に置かれた場合、ルルーシュは、愛情のやり場とか、才能のはけ口とか、あと顔の良さとか、そういうのを無駄にもてあまして、退屈のあまりゲーム感覚でそこらの女の子に手を出しまくるようになるという精神的退化はありうる!
なんてことだ。
ルルーシュのあの、妹への愛情と、ねじれたブライドの高さは、彼にとってある種の節度として機能していたのか!
いや。そのことすらも、彼のアリバイ作りの一環かもしれない。そのくらい細かい設定のつくりこみは、平然とやる男だ。
だとしたら。その迷彩はみごとだ。
おそるべし、ルルーシュ……。




「おそるべし、ルルーシュ……」
スザクがそうつぶやき、俺は内心キクリとした。単に女にもててご立派、というニュアンスでは、明らかになかったからだ。
何だ!?その意味ありばなコメントは!何かに気づいたのか!?
俺が失策を?……いや、ミスはなかったはずだ。
だとしたら何だ、なぜそのフレーズになる?
くそっ、思考の流れが追えない!この俺が、スザクの発想をトレースできないとは!?
くっ、枢木スザク……おそろしいヤツだ……。



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