千の神隠し☆幻想廃人
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ボイスアニメージュ 2009 SPRING
光と影に彩られた、優雅で華やかな恋絵巻
紫式部による日本屈指の古典文学をモチーフにした「源氏物語千年紀Genji」。
今回は光源氏役の櫻井孝宏さんと、その親友・頭の中将役の杉田智和さんが作品の魅力を大紹介!
美しい平安のロマンスを一緒に堪能しちゃおう。
光と影に彩られた、優雅で華やかな恋絵巻
紫式部による日本屈指の古典文学をモチーフにした「源氏物語千年紀Genji」。
今回は光源氏役の櫻井孝宏さんと、その親友・頭の中将役の杉田智和さんが作品の魅力を大紹介!
美しい平安のロマンスを一緒に堪能しちゃおう。
畏怖しつつ魅入られる!?
『源氏』の魔力、妖刀の如し
――原作がとても有名な作品ですが、まず最初に、それぞれご自身が演じる役柄の紹介をお願いします。
櫻井 光源氏と言えば、誰しも一度は名前を聞いたことがあるであろう文学作品中の人物。俗っぽく説明すると“非常に情熱的で天然のスケコマシ”です(笑)。しかし、そういう噂が流れているにも関わらず、凛とした面持ちでどことなく陰をおびているせいか、恋に落ちてしまう女性が後を絶ちません。恐らく、日本の歴史上“最もモテた男子”といっても過言ではないのでは。
杉田 僕が演じている頭の中将は、そんな光源氏の正妻である葵の上の兄です。つまり源氏にとっては義兄に当たります。“恋愛のライバル”と位置づけられることも多いそうですが、今回はどちらかというと、良き理解者、いい遊び友達として描かれています。
櫻井 頭の中将は、源氏に次ぐ女性人気2番手なんだよね。
杉田 本編には、そういう描写は今のところ一度も出てきていない気がするんですが。活躍しているシーンというと、源氏と馬に乗って競ったり、それと……馬に乗って競ったり。
櫻井 あと、馬に乗って競ったりもしました。
杉田 ……思い出した!あとは、馬に乗って競ったりもしました。
――……つまり、頭の中将と光源氏の共演は馬に乗って競うシーンが多いんですね(笑)。
杉田 ええ。でも、それだけじゃ飽きてきたのか、その前、源氏と相撲を取りました(笑)。舞台が平安時代ということだからなのか、現代の視点で見るとちょっと不思議な中将ですが、ストレスが溜まっている源氏の“素を見せられる相手”としては、大事な存在だったみたいです。
――それぞれの役を演じる上で、特に苦労した部分はどこですか?
櫻井 当然、作品の注目度も高いですし、アフレコに臨む時はプレッシャーと、ちょっとした恐怖感を感じています。でも、周りのベテランの皆さんのお芝居も刺激的ですし、緊張はしますが楽しんでアフレコしてます。他に苦労した部分といえば、やはり“時代感”でしょうか。物語の舞台が平安時代ということで、ひとつひとつの所作に気を遣っています。
杉田 演じることに対する恐怖感は僕も感じています。歴史の重みもありますし、未知なる魅力に溢れた作品ですから……。たとえるなら、アニメやゲームによく出てくる“妖刀”みたいな作品だと感じます。強大な力や魅力を秘めているけれど、その扱いはとてつもなく難しい。僕自身、この作品を演じることに、畏怖しつつ魅入られています。
櫻井 みんな作品に魅せられていますよね。現場のチームワークも抜群。
杉田 古語を使っているので台本の漢字も難しい。そんなときに「これ何て読むの?」とひとりが言い出したら、みんなから一斉に「オレも読めない」と声が上がったりします。難しい作品であるがゆえに、現場で一丸となって立ち向かっているという印象です。
――本作ならではの見どころは、どんなところにあるのでしょうか?
杉田 放送時間が遅いですから、物語の内容をじっくり楽しむのに適していると思います。
櫻井 そうですね、付け加えるなら夜のシーンが多いから、皆さんが作品をチェックする時間帯とうまく噛み合って、自然と気持ちが入り込みやすくなると思いますよ。
杉田 仕事が終わってから、ゆっくりチェックできるのが嬉しいです。内容は刺激的なので眠れなくなってしまう危険もはらんでいますが……。
櫻井 “エグい”という意味ではなく“大胆”という意味で描写が過激ですよね。『源氏物語』の世界って、女性の情念が渦巻いているイメージじゃないですか。それを具現化するとああなるんだなと、衝撃を受けました。
杉田 あとはもちろん、出崎統監督が指揮を執っておられるということで、ファンのみなさんにはおなじみの“出崎演出”が、ふんだんに登場するのも外せない魅力です!
女性たちの魅力を
源氏を通して見ている
――この作品には光源氏の恋の相手として、いろんな美女も登場しますが、おふたりの好みの女性は誰ですか?
杉田 僕はダントツで悪霊ですね。
櫻井 悪霊かよ!?(笑)
杉田 彼女は六条の御息所の生霊なのですが、御息所役の鶴ひろみさんとは別の声優さんが声を当てていらっしゃいました。その声があまりにも怖すぎて、今ではすっかり虜です。彼女の登場シーンは映像も壮絶なので、皆さんも半端な覚悟で見ると……大変なことになりますよ!
櫻井 杉田くん、完全に悪霊に魅入られてしまってますね。そんな風にいきなりオチ的な発言をされちゃったら、それ以上に面白いことは言えない(笑)。素直に個人的な好みをいえば、夕顔ですね。宮中で源氏の周りにいる女性たちは、やんごとなき身分で、気位も高い人ばかりです。夕顔はそういった人たちから見たら“下々の者”に当たるのかもしれませんが、高貴な女性たちとはまったく違う「自由さ」を持っています。僕自身、源氏という役を通して見ているところもあるので、ついついそういった部分に惹かれてしまうわけですね。持っている雰囲気そのものがいい。恋愛感情を超越した、“人間としての魅力”があると感じました。
――収録現場での面白いエピソードなども教えてください。
櫻井 この作品はベテランのキャストの方が多くて、現場をまとめて下さっているんですが、桐壺帝役の堀内賢雄さんや左大臣役の江原正士さんが、すごく賑やかなんですよ(笑)。
杉田 悪霊退散のシーンは圧巻でした。
櫻井 ああ、あれは確かに!
杉田 劇中で悪霊を退散させようと僧侶たちが祈祷をするシーンがありました。基本的にはみんなで「ノウマクサンマンダ」と繰り返し唱えていたのですが、そこに突然、「祈祷をするなら、ひとりは気合いを煽る役の僧侶がいるはずだ」という演出が入ったんです。堀内さんや江原さんが素晴らしい声で念仏を唱える中、煽り役になった鈴木拓磨さんが「きぃえーっ!」とか「ひぃやーっ!」とか裏声で奇声を発しているのが衝撃的で……僕の隣にいた金光(宣明)さんなんか、あまりの衝撃に、完全に動きが止まっていました(笑)。
櫻井 耐えられないよねー(笑)。
杉田 ただ、オンエアでは「気合い」を入れていない普通のバージョンが放映されている可能性もありますから、実際どうだったかは、観てのお楽しみということで。
櫻井 この作品は原作のもっているその時代の空気感をアニメとして表現していて、ある意味“大河ドラマ”に近い感覚があると思うんです。その分、作中での物事に対する感覚も現代とは違いますから、真剣であればあるほど、面白く見えちゃう瞬間もあるのかもしれませんね。
――では最後に、読者のみなさんへメッセージをお願いします。
櫻井 『源氏物語』という歴史的文学作品を原作にしたTVアニメシリーズは、おそらく今回が初めてではないでしょうか。しかも監督があの出崎さんということで、『源氏物語』の本質を描いた作品になっていると思います。ぜひこの作品を、明日への活力にしてください。
杉田 あらゆる部分で“攻めの姿勢”を感じます。『源氏物語』に初めて触れる人でも十分に楽しめる作品になっていると思うので、『源氏物語』千年紀をともに祝うという意味合いも込むて、ぜひ一緒に作品を盛り立てていきましょう!
『源氏』の魔力、妖刀の如し
――原作がとても有名な作品ですが、まず最初に、それぞれご自身が演じる役柄の紹介をお願いします。
櫻井 光源氏と言えば、誰しも一度は名前を聞いたことがあるであろう文学作品中の人物。俗っぽく説明すると“非常に情熱的で天然のスケコマシ”です(笑)。しかし、そういう噂が流れているにも関わらず、凛とした面持ちでどことなく陰をおびているせいか、恋に落ちてしまう女性が後を絶ちません。恐らく、日本の歴史上“最もモテた男子”といっても過言ではないのでは。
杉田 僕が演じている頭の中将は、そんな光源氏の正妻である葵の上の兄です。つまり源氏にとっては義兄に当たります。“恋愛のライバル”と位置づけられることも多いそうですが、今回はどちらかというと、良き理解者、いい遊び友達として描かれています。
櫻井 頭の中将は、源氏に次ぐ女性人気2番手なんだよね。
杉田 本編には、そういう描写は今のところ一度も出てきていない気がするんですが。活躍しているシーンというと、源氏と馬に乗って競ったり、それと……馬に乗って競ったり。
櫻井 あと、馬に乗って競ったりもしました。
杉田 ……思い出した!あとは、馬に乗って競ったりもしました。
――……つまり、頭の中将と光源氏の共演は馬に乗って競うシーンが多いんですね(笑)。
杉田 ええ。でも、それだけじゃ飽きてきたのか、その前、源氏と相撲を取りました(笑)。舞台が平安時代ということだからなのか、現代の視点で見るとちょっと不思議な中将ですが、ストレスが溜まっている源氏の“素を見せられる相手”としては、大事な存在だったみたいです。
――それぞれの役を演じる上で、特に苦労した部分はどこですか?
櫻井 当然、作品の注目度も高いですし、アフレコに臨む時はプレッシャーと、ちょっとした恐怖感を感じています。でも、周りのベテランの皆さんのお芝居も刺激的ですし、緊張はしますが楽しんでアフレコしてます。他に苦労した部分といえば、やはり“時代感”でしょうか。物語の舞台が平安時代ということで、ひとつひとつの所作に気を遣っています。
杉田 演じることに対する恐怖感は僕も感じています。歴史の重みもありますし、未知なる魅力に溢れた作品ですから……。たとえるなら、アニメやゲームによく出てくる“妖刀”みたいな作品だと感じます。強大な力や魅力を秘めているけれど、その扱いはとてつもなく難しい。僕自身、この作品を演じることに、畏怖しつつ魅入られています。
櫻井 みんな作品に魅せられていますよね。現場のチームワークも抜群。
杉田 古語を使っているので台本の漢字も難しい。そんなときに「これ何て読むの?」とひとりが言い出したら、みんなから一斉に「オレも読めない」と声が上がったりします。難しい作品であるがゆえに、現場で一丸となって立ち向かっているという印象です。
――本作ならではの見どころは、どんなところにあるのでしょうか?
杉田 放送時間が遅いですから、物語の内容をじっくり楽しむのに適していると思います。
櫻井 そうですね、付け加えるなら夜のシーンが多いから、皆さんが作品をチェックする時間帯とうまく噛み合って、自然と気持ちが入り込みやすくなると思いますよ。
杉田 仕事が終わってから、ゆっくりチェックできるのが嬉しいです。内容は刺激的なので眠れなくなってしまう危険もはらんでいますが……。
櫻井 “エグい”という意味ではなく“大胆”という意味で描写が過激ですよね。『源氏物語』の世界って、女性の情念が渦巻いているイメージじゃないですか。それを具現化するとああなるんだなと、衝撃を受けました。
杉田 あとはもちろん、出崎統監督が指揮を執っておられるということで、ファンのみなさんにはおなじみの“出崎演出”が、ふんだんに登場するのも外せない魅力です!
女性たちの魅力を
源氏を通して見ている
――この作品には光源氏の恋の相手として、いろんな美女も登場しますが、おふたりの好みの女性は誰ですか?
杉田 僕はダントツで悪霊ですね。
櫻井 悪霊かよ!?(笑)
杉田 彼女は六条の御息所の生霊なのですが、御息所役の鶴ひろみさんとは別の声優さんが声を当てていらっしゃいました。その声があまりにも怖すぎて、今ではすっかり虜です。彼女の登場シーンは映像も壮絶なので、皆さんも半端な覚悟で見ると……大変なことになりますよ!
櫻井 杉田くん、完全に悪霊に魅入られてしまってますね。そんな風にいきなりオチ的な発言をされちゃったら、それ以上に面白いことは言えない(笑)。素直に個人的な好みをいえば、夕顔ですね。宮中で源氏の周りにいる女性たちは、やんごとなき身分で、気位も高い人ばかりです。夕顔はそういった人たちから見たら“下々の者”に当たるのかもしれませんが、高貴な女性たちとはまったく違う「自由さ」を持っています。僕自身、源氏という役を通して見ているところもあるので、ついついそういった部分に惹かれてしまうわけですね。持っている雰囲気そのものがいい。恋愛感情を超越した、“人間としての魅力”があると感じました。
――収録現場での面白いエピソードなども教えてください。
櫻井 この作品はベテランのキャストの方が多くて、現場をまとめて下さっているんですが、桐壺帝役の堀内賢雄さんや左大臣役の江原正士さんが、すごく賑やかなんですよ(笑)。
杉田 悪霊退散のシーンは圧巻でした。
櫻井 ああ、あれは確かに!
杉田 劇中で悪霊を退散させようと僧侶たちが祈祷をするシーンがありました。基本的にはみんなで「ノウマクサンマンダ」と繰り返し唱えていたのですが、そこに突然、「祈祷をするなら、ひとりは気合いを煽る役の僧侶がいるはずだ」という演出が入ったんです。堀内さんや江原さんが素晴らしい声で念仏を唱える中、煽り役になった鈴木拓磨さんが「きぃえーっ!」とか「ひぃやーっ!」とか裏声で奇声を発しているのが衝撃的で……僕の隣にいた金光(宣明)さんなんか、あまりの衝撃に、完全に動きが止まっていました(笑)。
櫻井 耐えられないよねー(笑)。
杉田 ただ、オンエアでは「気合い」を入れていない普通のバージョンが放映されている可能性もありますから、実際どうだったかは、観てのお楽しみということで。
櫻井 この作品は原作のもっているその時代の空気感をアニメとして表現していて、ある意味“大河ドラマ”に近い感覚があると思うんです。その分、作中での物事に対する感覚も現代とは違いますから、真剣であればあるほど、面白く見えちゃう瞬間もあるのかもしれませんね。
――では最後に、読者のみなさんへメッセージをお願いします。
櫻井 『源氏物語』という歴史的文学作品を原作にしたTVアニメシリーズは、おそらく今回が初めてではないでしょうか。しかも監督があの出崎さんということで、『源氏物語』の本質を描いた作品になっていると思います。ぜひこの作品を、明日への活力にしてください。
杉田 あらゆる部分で“攻めの姿勢”を感じます。『源氏物語』に初めて触れる人でも十分に楽しめる作品になっていると思うので、『源氏物語』千年紀をともに祝うという意味合いも込むて、ぜひ一緒に作品を盛り立てていきましょう!
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無題
無題
这些访谈感觉就是把那几个问题翻来覆去地说orz
不过因此□加曝光率也算好事><